人生後半戦になったおじさんのひと時のマイブームをご紹介。

私が最も愛用しているシートバッグ。

周りを見渡すと皆さん割と手ぶらで驚くのですが、私は心配性なのでパンク修理キットやレインコートなど日帰りツーリングでも荷物がいっぱいです。そんな私が普段利用しているツーリングバッグです。
2年ほど使い続けていますが、今のところは破れることもなく丈夫にできているイメージです。
見た目は人それぞれ好みがあると思いますが自分的には「いけてる」と感じております。

収納場所
収納場所の説明図

収納場所はメインの収納以外にカバーの裏に1箇所と両サイドに小物が入るポケットが2箇所(各1箇所)、そのポケットの外側にハンカチなどが入るポケットが2箇所(各1箇所)、後はドリンクホルダーが左右に2箇ある。

両サイドの小物入れは、それほど容量はないが、ファスナーを開けるだけですぐに中の物を取り出す事ができるので、薬やレインカバーなど急を要する物を入れるのに重宝する。ちなみにレインカバーを入れると容量がほぼ半分が埋まってしまう。

小物入れの外側にファスナー付きのポケットがついている。
こちらはほとんど容量がないが、ウエットティッシュやハンカチなどを入れておけるのでヘルメットが汚れたときに拭く薄い布などもいれておける。

ペットボトル入れが左右についている。
ドリンクを2つ持つことはあまりないが、バイクに乗るときだけコンタクトレンズの私はハードケースに入れた眼鏡をここにいれて、もしもの時にすぐに眼鏡を取り出すことができるようにしている。
真夏の変わった使い方としては、小型の魔法瓶に冷水をいれておいて、暑さに我慢ができなくなったら冷水をかぶったりしている。冷水の補充は自動販売機の天然水。メッシュジャケットの上からかぶると最高に気持ちがいい。

裏面
裏面

鞄の裏面はゴムのような素材で滑りにくくなっている。
サイズは約22.5cm×23.5cmとなっている。
今まで使っていて、「鞄が滑って落ちそうになった!!」な~んてことは今までなかった。

メイン収納

メインの収納。
中はナイロンのベルトが2本張られ、型崩れが起きにくいように工夫されている。
このベルトがないと、鞄がスライムのごとく崩れてしまい、走行中 ライダーは鞄が落ちないか気が気でないかもしれません。

だいたいどれくらい入るのか・・。

500mlのペットボトルを用意しました。これを基準にどれくらい入るのか見てみます。
まずは標準サイズの時。

底面に並べてみましたペットボトルは5本が丁度入ります。
横並びに4本と上に1本がはいります。
これが上側にも2段ぐらい入るので大体500mlのペットボトルが13,4本入るくらい入ります。

ペットボトルを入れた図

ペットボトルはこないな感じで入ります。
500mlのペットボトルがすっぽり入ります。
上の方は紐で締めることができるので飛んでいくことはないです。

バッグは左右に拡張することができるのですが、通常は締まっているファスナーを外すと左右に広がります。

広げたところ

広げるとこーんな感じです。
広げたときに注意点が1つあります。
広がったところは下支えがないので荷物の入れ方が悪いと下に垂れてしまうので、できるだけ平たいものを下に引いた方がよいかとおもいます。

拡張するためのファスナーを開けて広げてみる。

片方だけですがファスナーを開けて広げてみました。
少々わかりにくいですが丁度ペットボトルが1本追加できるくらいの幅が広がります。
これが左右あるので、ペットボトル4~6本分ぐらいの広さが拡張されます。
左右を広げた状態だと500 mlのペットボトルが18本いれて少し余裕があるくらいの広さです。

これは無理

今キャンプツーリングがブームなので、「これはどうだ!」とシュラフを入れようとしましたが、これは無理なようです。まぁ写真は冬用のシュラフなので薄手の夏用ならば入るかと思います。

バッグの上部

バッグの上部にはゴムバンドがついています。
こちらもキャンプツーリングアイテムのマットです。
固定されますが、少々不安なので別売品のベルトなどで上から締め付けた方がよいかと思います。
下記のベルトは取り付け、縛りが簡単で1つあればほかでも重宝します。

持ったところの図

持つときはこんな感じで横にします。
中身の入れ方にもよりますが持ちやすいです。

取り付け方法

シートに取り付ける場合のイメージをご紹介します。

取り付けはCB400SFを利用しています。
ほかのバイクでは取り付け方法がことなりますので詳しくはメーカーのホームページをご覧ください。

取り付けベルト図

まず取り付けにはこちらの専用ベルトを利用します。(付属品)
メーカーは「Kシステムベルト」と呼んでいるようです。

Kシステムベルトをシートにつりつけた図

シートにはこのような感じで巻き付けます。
グレーのベルトをシートに縛りつけます。黒っぽいベルトは鞄の取り付け用です。
ベルトを締める位置はシートを取り付ける際に邪魔にならないところに調整します。

ベルトつけてシートを取り付けた図

Kシステムベルトを装着した状態でシートをつけてみました。
しっかりと装着されます。グレーのベルトが少し長く余っています。

ベルトを取り付けた状態のシートを横から見た図

こんな感じで取り付け後のシートと車体の間には少し隙間があるので平たいベルトが邪魔にはなりません。
慣れないうちはシートのひっかけ部分に紐が絡まり手こずるかもしれません。

シートにバッグを取り付けた図

後は前後4か所のバックルでバッグを取り付けて紐を縛れば完了。簡単取り付け。

キャリアがある場合

私はキャリアをつけているため、キャリアに乗っけるようにバッグをつけています。

キャリアの上に取り付ける場合、キャリアの最大積載重量に注意してください。
私はデイトナのキャリアをつけていますが積載重量は5kgです。
バッグはそれ以上の容量も入るので入れすぎには注意が必要です。

キャリアにKシステムベルトを装着した図

キャリアにKシステムベルトを取り付けてみました。
こんな感じでグレーの紐をセンターに縛って、黒っぽい紐もキャリアの穴を利用して巻き付けています。

キャリアにバッグを取り付けた図

4か所のバックルをつけて、紐を縛れば取り付け完了です。取り付けは簡単。

バッグを取り付けた図 後方
キャリアにバッグを取り付けた図 前方

キャリアにバッグを取り付けるとこのような感じになります。タンデムシートが空くので二人乗りも可能だとおもいます。
ちなみに写真のオレンジと黒のゴムのベルトは別売ですが、このようなベルトで固定するとバッグが外れる心配がありません。(但しバッグが少々開けにくくなりますが。)

バッグ取り付け図 通常時

鞄を広げずに取り付けた状態

バッグ取り付け広げた時の図

鞄の左右を拡張するとこのようになります。右側の広げた部分が下に少したわんでいます。
この時は中身は空だったのですが、ここに荷物を入れると垂れさがってしまいますので入れ方に注意が必要になります。

取り付けた状態でふたを広げた時の図

取り付けた状態で鞄を開けるとこのような感じになります。以前は普通の鞄を縛り付けていたのですが、都度縛っていた紐をほどく必要があった為、大変手間でしたがバイク用に考えられているので取り出しが容易に行えます。

レインカバー

レインカバーの図

残念ながら鞄は防水ではありません。雨の時は付属のレインカバーをつける必要があります。
これがこの鞄の最大の欠点です。
高速道路などで移動をする際、移動先の天気を常に気をつける必要があります。
レインカバーを着けずに移動中の高速道路で雨が降ってきたら中身の物は濡れてしまう事になります。
少しでも移動先の天気に不安がある場合、前もってレインカバーをつけておく必要があります。

レインカバーを取り付けた図

レインカバーを付けた状態です。
これがまた恰好が悪い・・・。
鞄の左右が拡張された状態もカバーできるように大きめに作られているのですが、高速道路などを走ると風にはためきレインカバーが飛んでいきそうになります。
レインカバーを利用する場合は先ほど紹介した別売のベルトなどで上から縛る方が無難です。

レインカバーの紐が長いのでくくっている図

縛る紐がない場合はレインカバーの締め紐をどこかに括り付けておいたほうがよいかとおもいます。

感想

良いところ

バイク用に作られた鞄の為使い勝手はとてもよいです。
見た目も悪くないと思います。

日帰りのツーリング利用では大き過ぎず小さ過ぎずで丁度よいです。
容量的に1泊のツーリングも十分可能です。
旅行先で少しのお土産を購入しても左右を拡張すれば大丈夫。

装着時の安定感もしっかりしています。
何度も高速道路に乗っていますが、なんの問題もありませんでした。

残念なところ

なんといってもレインカバーです。
できれば標準で完全防水を狙ってほしいところです。

意見分かれるところですがドリンクホルダーも2つは不要かも。

かなりしっかり作られていますが、荷物がいっぱいの状態になると少し崩れます。

以上、TANAX MFK-100のレビューでした~
(あくまで個人が利用してみた感想です。)