人生後半戦になったおじさんのひと時のマイブームをご紹介。

リターン1台目

(2017年2月~2018年7月)

VTR250

昔は主にレーサーレプリカを乗っていたのですが、仕事のストレスもあり「ゆっくり走りを楽しみたい」という気持ちが強かった為、アメリカンかネイキッドを考えていました。
ほんとはマグナ250にしようと思っていたのですが、既に生産終了。2017年頃はアメリカンブームも下火になり国産車では種類も少なくどうしたものかと思っていたのですが、そこに目がいったのがVTRでした。足を運んだホンダの店頭にはなかったのですがネットで探すと同系列の他店で程度のいい中古があったので、ちょっとだけ見に行ったのですが翌日には購入の段取りをしていた記憶があります。

購入内容(2017年当時)
車両価格 432,000(中古)
諸費用 71,740
購入時走行距離 約9,300km
初期からついていた装備
・ETC
・キャリア
後につけた装備
・モリワキ製フルエキマフラー
・サイドカウル
・USB電源
特徴
VTRは5速までしかありません。
2気筒なので排気音は『ドカドカ』音です。4気筒のように吠えるような音は出ません。

維持費( メンテナンスパック値引きあり )
・オイル交換(ホンダ依頼)1回 3,500程度(G1オイル+工賃)
・純正バッテリー交換(ホンダ依頼) 1回 19,200(部品代)+2,376(工賃)
・ダストシール交換(ホンダ依頼) 1回 1,166(部品代)+9,504(工賃)

1万kmくらい走りました。
素人ながら本当によくできたバイクだと思いました。
20年前に乗っていたバイクはどれも電気系統がおかしくなってひどい時はツーリング先でレギュレータが壊れることがありました。
このVTR250は(今どきのバイクはすべてかも)そのような不安が全くありませんでした。
車体が軽く足つきも両足がべったりつくくらいで、一度立ちごけしそうになった時も踏ん張って回避したことがあります。

維持費も安かったです。
燃費もよく、定期的に行っていたオイル交換も1回4000円程。

不満だったのは、決して高速道路の流れに乗れないわけではないのですが100kmを超えるとエンジンがかなりしんどそうでした。(原付バイクが60kmでずっと走る感じ・・・。)
あと、軽いのが長所でもあり短所でもありました高速道路で横風が吹くと流されることがよくありました。

今はCB400SFを乗っているのですが、スタンプラリーでのタイムトライアルのような目的ではなくゆっくり観光地巡りなどをするのであればVTRのほうが向いていると思います。
細い道&急坂&180ターン連続のようなところでCB400SF倒したらTHE・ENDですからね(笑・・・考えるだけで恐ろしい)

もうバイクの買い替えは難しいのですが、またいつか乗りたいバイクです。

初めてバイクで入ったSA。今思えばすぐ近くのSAですが当時は「随分遠くまで来たなぁ~」みたいな(笑)
サイドカバーは絶版でネットオークションで落としました。
初めて行ったロングツーリング(淡路島一周)晴れた日に海岸線沿いの走りは本当に感動しました。
雨降り直前 虹とVTR

モリワキステンレスマフラー装着

高速道路でのパワー不足を解消すべく装着したのですが、残念ながら体感でパワーが変わる感覚はありませんでした。(加速が速くなるとか、最高速が伸びるとか)

モリワキステンレスマフラー装備!モリワキサウンドをどうぞお聞きください!
MORIWAKI ENGINEERING モリワキエンジニアリング/フルエキゾーストマフラー ZERO [ゼロ] SS
MORIWAKI ENGINEERING モリワキエンジニアリング/フルエキゾーストマフラー ZERO [ゼロ] SS VTR250

近場だったのですが、この動画を取りに行った時がVTRで最後のツーリングとなりました。
短い間だったのですが、紀伊半島や能登半島などあちこちへ行きましたので愛着がありました。数日後のCB納車時にお別れとなったのですが40代半ばのおっさんが切ない気持ちでいっぱいになってしまいました。

疲れ切った心を癒し走りや旅の楽しさを教えてくれたVTRに本当にありがとうと言いたいです。